金生工場の紹介
四国中央市で紙づくりが始まったのは、1750〜60年頃と言われています。豊富な水と南に走る法皇山脈の山間に自生するミツマタやコウゾなどの原料に恵まれたことにより農家の副業として普及、古くから四国の交通の要衝の地となっており、現在では国内屈指の紙産地として大きな発展を遂げました。
丸住製紙は現在の金生工場を発祥とし、大正8年(1919年)に手漉き和紙より創業、昭和の終わりに抄紙機等は撤去されましたが、現在は関連会社である「丸住エンジニアリング株式会社」が紙管製造と紙加工事業を行っています。
紙管部門
紙菅は、段ボール・新聞・雑誌などの古紙を原料とした「紙管原紙」と呼ばれる板紙を素材に製造され、巻く・支える・包むなどの広範な用途に使用されますが、丸住エンジニアリングが製造している紙菅は、丸住製紙で製造された「紙」の巻芯に使用されています。
金生工場では、新管製造と再生紙管の製造を行っています。
- 設備
- ボビンスリッター
スパイラルマシン(紙管原反製造)
紙管加工機(№1~№4)
紙加工部門
紙加工部門では、丸住製紙が製造した巻取の製品をお客様のニーズに合わせ様々な寸法に断裁加工しています。
小判カッターでは主にコピー用紙への加工、大判カッターでは平判用紙への加工、スリッター加工では指定サイズへの加工を行います。
- 設備
- 小判カッター
大判カッター1号機、2号機
大判自動包装機、結束機
スリッターマシン1号機、2号機
手動巻取包装機