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地域活動

紙の可能性を知り、見て、ふれて、今後の学生生活に生かす

地域課題解決に取り組む人材の教育を図る愛媛大学社会共創学部産業イノベーション学科の講義の一環として、日頃より産業技術調査を支援していただいているロータリークラブ協賛のもと、同学科の学生と引率教職員の方々に工場見学をしていただきました。

当社の会社概要及び事業内容説明やビデオ視聴をし、製品をはじめ原料やパルプにも理解を深め、試験研究課や大江工場のチップヤード、KP設備と抄紙機を見学し、現場力を感じとって学んでいただきました。

紙をつくる工程は、様々な技術やノウハウが必要であり、多くの人が関わっています。『日本一の紙のまち』という使命感を持った産業人の方々が地域産業を担っているのです。今後、紙づくりの現場に行ける機会があれば、【百聞は一見にしかず】積極的に現場に足を運んで、若い感性を働かせて感じ取ったものを糧とし、新しい息吹となるべく今後の学生生活に生かしてほしいと思います。

見学

見学

「紙まつり」への参加

毎年7月の最終土・日曜日に開催される四国中央市の夏祭りのひとつである「四国中央紙まつり」に、地域社会への貢献・社内の親睦を目的として毎年参加しています。

紙おどりでは、総勢100名を超える社員が参加して紙まつりを盛り上げます。また、おどり以外のイベントでは、丸住製紙のブースを出店し当社の製品を紹介するとともに、今では恒例となった「綿ポン」(わたがし)やペンスタンドメモ等の紙製品を募金をして頂いた方へ配布しています。

紙まつり

紙まつり

「東予地域防災力向上応援事業所認証書」交付

地域との積極的な防災活動の取り組み

平成29年3月2日(木)、愛媛県東予地方局長より、当社と地元の自主防災会が大規模災害時の「共助」を目的として締結した「災害に強いまちづくり応援協定」に基づく防災活動の取り組みを認めるものとして、当社に『東予地域防災力向上応援事業所認証書』が交付されました。

災害に強いまちづくりをするには、ハードの整備とソフトの人的活動が一体となって形成されるといわれます。地域と行政、様々な団体や企業が連携し、地域内でネットワークを共有しながら知恵を出し合い創意工夫をすれば、自分たちの安全・安心を自分たちで守る自助にも繋がるでしょう。

今後も当社では、社員一人ひとりが防災意識を高め、地域の方々と連携を図り、災害に備える防災活動を継続します。


菅局長より星川社長へ交付


交付された認証書

「災害に強い町づくり応援協定」の締結

平成25年12月12日(木)、当社は地元の井地町自主防災会と大規模災害時の共助を目的とした「災害に強いまちづくり応援協定」を締結しました。

四国中央市本庁舎で行われた調印式には、俊野東予地方局長、篠原四国中央市長ら愛媛県、四国中央市関係者の立会いのもと、星川社長と井地町自主防災会薦田会長が協定書に調印しました。

協定内容は大規模災害(風水害、地震・津波災害等)が発生した場合、当社と井地町自主防災会が連携して負傷者の救出、救護や復旧ボランティアなどを行い、年に1回以上合同で防災訓練を行っていくというものです。

県東予地方局では、多くの企業群が集積している地域の特性を踏まえ、平成21年度から地域と企業との連携による「災害に強いまちづくり事業」に取り組んでおり、今回の協定締結は管内4例目で、四国中央市では初めてとなります。

「近隣地域の合同防災訓練」への参加

丸住製紙は、「災害に強い町づくり応援協定」に基づき、毎年井地町合同防災訓練に参加、四国中央市消防防災センターの防災啓発施設を利用して様々な防災体験を通じて防災意識を高めながら、地域との連携を図り、万一の災害に備えています。


「大規模災害の備えについて」講演(H30.本社大ホール)


ワークショップの様子


防災訓練の様子(H28.本社西駐車場にて煙体験)


担架疑似体験訓練(H29.老人つどいの家)

「えひめCO2削減エコ活動コーディネート事業」参加に伴う植樹

平成26年2月28日(金)、大江工場敷内において、シラカシをはじめ6種類、計54本の苗の植樹が行われました。

これは、地球温暖化防止活動の一環として、企業を通じて従業員及び家族にCO2削減を継続的に取り組んでもらい、街の中を緑にしていこうという愛媛県法人会連合会の趣旨に賛同して行われたものです。

苗木1本によるCO2吸収量は0.1kg/年と小さいものですが、毎年毎年の積み重ねで樹木は成長し、長年をかけて多くのCO2を継続的に固定してくれます。賑やかに植樹された苗が大きく育つのが楽しみです。

えひめ国体広報啓発車両の贈呈

平成28年7月22日(金)、四国中央市役所本庁舎 2階玄関前にて、えひめ国体広報啓発車両の贈呈式が行われました。

車両の購入は、市全体で国体を盛り上げ、さらに活動を広げてもらおうと丸住製紙が協賛したものです。

車両には、しこちゅ~と国体みきゃんがラッピングされています。

贈呈式には市職員などおよそ100名が参加。当社の星川一冶社長から篠原実市長へレプリカキーが手渡され、その後、星川社長には感謝状が贈られました。

星川社長より、「広報啓発車両を活用し、たくさんの方にえひめ国体の開催を周知してもらいたい。」との挨拶がありました。

えひめ国体広報啓発車両

えひめ国体広報啓発車両

「紙のまち」づくりに貢献する人材の育成支援

高校生が紙産業の現状に触れ、将来の地域活性化を考える

将来の紙産業を支える人材の育成を図るために、当社を訪問された地元高校に対して、体験学習(工場見学)をしていただきました。

当社事業概要等について説明やビデオ視聴を行った後、各校OBの先輩社員より、業務紹介及び仕事をする上で大切なことのアドバイスを行いました。また、工場案内では、当大江工場の抄紙機等を見学、最後に当試験室にて手漉き体験と紙の物性試験を実際に行い学習してもらいました。

これらの体験学習は、実際の製紙工場の現場を通して紙産業の魅力を学び、地域社会の発展に貢献する意欲の高揚を図ることを目的にしています。高校生がその内容に触れることで、学ぶことの意義も改めて理解し、主体的な態度や成し遂げようとする心などの必要性も培うことができたのではないかと思います。

今後も引き続き地域社会と協力して、将来の地場産業を支える人材の育成に努めます。

愛媛県立新居浜工業高等学校
 
愛媛県立土居高等学校
 
愛媛県立川之江高等学校